杉山 慎

Shop’s work

仕入れ, 販売, お店のディスプレイ, サイトのブログ

Cafe’s work

メインディッシュ, スイーツ作りのお手伝い

---

骨董・ビンテージ歴30数年。ただし、「古いモノ」が好きなのではなく、面白いもの、味のあるもの、自分の好きなものが「古いモノ」だったり「ビンテージ」だったりした結果そうなっただけ。きっと、丁寧な仕事が施されたモノに心が動かされるのでしょう。それは「物」に対してだけではなく、例えばきれいに掃き清められたお寺さんのお庭など、丁寧にていねいに扱われていることに魅力を感じるのだと思います。

商品の仕入れで一番大切にしていることは、自分が「面白い」と感じることです。ですから、お店の商品はみんな、自分の好きなものばかり。時には、売れなくても「自宅で使えばイイヤ」って（笑）。でも、自分が好きなものだからこそ自信をもってお客様にオススメできる。だから往々にして、知識からスタートするのではなく、好きなものを見て感じて仕入れてくる。つまり、知識が後からついてくる。今はインターネットが発達していて何でもわかります。唯一の問題は、そこで得た知識を記憶にとどめておくのが難しい年齢になったこと。お客様から「どういうものですか？」と聞かれて、即答できないことが多くなりました。どうぞ、ご勘弁を…。

最後に、私の美意識（？）をご紹介するために、こんな自問自答を考えました。「お客様に美術館の絵を一枚だけお勧めするとしたら？」
答えは、パリのオランジュリー美術館特別展示室のモネの大作「睡蓮」です。一日中見ていても見飽きることがありません。見る度に、新しい発見がある絵です。パリに行かれることがあれば、是非ご覧になってください。

杉山 寿恵

Shop’s work

仕入れ, 販売, お店のディスプレイ, Instagram更新

Cafe’s work

前菜, スイーツ作り

---

昔から発想力·行動力はあるのですが、緻密性にかけるところがあり、相棒からもらうのはいつも駄目だしばかり…

そんな私が、買い付けで選ぶものは…
キモかわいかったり、ちょい悪だったり、そんなあまり一般ウケしないようなものが好き。そばに置いておいて心和むもの、個性的なものが好き。飾って心地のよい、使っていて幸せな気分になれるものが大好き。
「こんなの売れるの？」と相棒から言われますが、「最後は責任とって自分が引き取る」つもりで買い付けています。だから、売れたときはとても嬉しいのですが、ちょっと淋しい気持ちにもなります。ヴィンテージなので、今度はいつ会えるのかなと…

「お客様に美術館の絵を一枚だけお勧めするとしたら？」
相棒、そんなこと自問自答したんですね…私ならアンリ·ルソーの絵。批評家からルソーは「へたうま画家」と呼ばれたけど…あの世界観が大好き。
やっぱり私、ちょっと変なものが好きみたいです。