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新商品を3件、掲載しました

2024.12.16

いよいよ本格的な冬の到来!朝の冷え込みが厳しくて、温々とした布団から抜け出すのにも一大決心が必要な今日この頃ですが、やはり冬はしっかりと寒くなってくれないと、それはそれで困ります。皆様、お身体を大切になさってくださいね。

そんな寒い季節を吹き飛ばす、春全開のお品を3つ(と言っても、同じお皿2枚とクリーマーになりますが…)ご紹介します。

一つ目は、ロイヤルコペンハーゲン社製、アルミニア窯の大皿になります。バックスタンプはアルミニア窯のモノになります。アルミニアは1882年にロイヤルコペンハーゲンを買収した会社だそうで、1969年にロゴマークをロイヤルコペンハーゲンのものに統一するまでは、このアルミニアのバックスタンプが併用されていたようです。そんな背景から、アルミニアのバックスタンプのモノを「ロイヤルコペンハーゲン社製とは言えない」と言ったニュアンスで紹介されているHPもありますが、品質にはまったく問題はないでしょう。この大皿、外周には細かい彫り模様が施されており、非常に高級感があります。中心となるデザインは、貝母ユリ(もしかしたらクロユリ?)をモチーフにしたもので、柔らかいクリーム色の地に、優しい紫色の花が大胆に描かれています。バランスよく配された葉っぱの柄も良いアクセントになっています。とてもインパクトのあるデザインですが、色合いの組み合わせも絶妙な飽きの来ない大皿です。何よりも適度な深さがあり、スープなどのお料理にも対応できる万能選手です。

こちらが貝母(バイモ)の花。春のまだ風が冷たい時期に咲きます。

次にご紹介するのはARABIA社製、Floraシリーズのクリーマーになります。こちらのフォルムのデザインはお馴染みのUlla Procope(ウラ・プロコッペ)さん。そして、絵柄のデザインはEsteri Tomula(エステリ・トムラ)さんになります。春の草花を、どちらかと言うと写実的に捉え、それをひとつのデザインに落とし込んでいます。優雅さの中に、春の訪れの温かさ・嬉しさがにじみ出るような絵柄です。こちらの製造年代は1979年から1981年と比較的短く、中々手に入りにくいシリーズになります。今回ご紹介しているクリーマーは、大変に良い状態で仕入れることが出来ました。本来の用途であるクリーマーとしてお使いいただくのは勿論、ディスプレイとしてお部屋にちょこんと置いておいても絵になる楽しいお品になります。

さて今回は、寒い時期に春を感じさせる花をデザインした2種類のお品をご紹介しました。是非ご来店いただき、実物を手に取ってご覧いただきたい商品です。クリスマスやお祝い事のプレゼントにしても、きっと喜ばれますよ!てんぐーとは、店内をしっかり温かくして、皆様のご来店、お待ちしています!!