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復活の恋プリン

2024.10.08

本格的な秋の訪れを実感する日が続いています。今週は、秋雨前線が活発化してはっきりとしない天気が続くようですが、晴れたときの抜けるような秋の空の気持ち良さは、もうすべての願いが叶いそうな、そんな錯覚すら覚えてしまう…のは、脳内お花畑の私だけかもしれませんが…

そんな気持ちの良い「秋」なのに、巷でよく季節から連想されるのが、何故か「別れ」。オフコースさんは1973年シングル曲「僕の贈り物」の中で、『夏と冬の間に秋をおきました。だから秋は少しだけ中途半端』だから、好きな人と別れてしまう、と歌っています。そう言えば、私の青春時代に最盛期を迎えたフォークソングやニューミュージックの別れの歌によく出てくるアイテムがあります。それは「洗濯物」と「編み物」。例えば、イルカさんの1974年のソロデビュー曲「あの頃の僕は」では『編みかけのセーター』を残して彼女さんは雨の日に飛び出して行ってしまいます。松山千春さんの1980年にリリースされた「恋」の女性は『洗濯物は机の上に』置いて家を出ていきます。1975年にチューリップさんがリリースした「サボテンの花」では、なんと『編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物』を残して彼女さんは飛び出して行ってしまうと、まさに別れのアイテム揃い踏み!きっと、その時代の“憧れる女性像”みたいなものが歌詞に反映されているのでしょう。

ところで、そんな「別れの秋(⁉)」や何となく寂しい方(!!?) に朗報です。夏の間、暫くお休みしていた『恋(濃い)プリンVer.3』が復活します。勿論、編み物も洗濯もしてくれませんが、恋は叶うかもしれない恋プリン、一層滑らかで美味しくなって再登場です。是非一度、お試しくださいませ。

ちょっと、クリームがずっこけているのはご愛嬌。”何がVer.3なのか?”気になる方は、店頭にてご質問ください…

さて、歌の中に出てくる別れのアイテムの中でも、一風変わっているのが1986年にリリースされた稲垣潤一さんの「April」の彼女さんが残していったもの。それは『書きかけの油絵』です。何の絵、だったのでしょうね…