tema地位向上委員会(仮称)
2024.02.06
北欧雑貨や家具が大好きな私たちも、お客様方同様、色々なお店にお邪魔をします。勿論それは仕入れだったり、自分たちの趣味として購入したり。そんなお店巡りの最中に時々出会う、「何でこのコは売れ残っているのだろう」というお品。とても良いものなのに、訪れる度にポツンと残っている…実は、Jens.H.Quistgaardの「tema」シリーズも、そんなお品のひとつだったりします。そこで、今回はそのtemaの良さを改めて紹介してみたいと思います。名付けて”tema地位向上委員会”(笑)。
先ずは、てんぐーとにあるtemaたちを並べてみました。定番のカップ&ソーサーにポット、クリーマ、シュガーポットと言ったフィーカにぴったりの面々に加えて、ちょっと大柄な角丸皿。ご覧のように柔らかいグレーの地にグリーン系のラインや帯がシンプルに入った落ち着いたデザインです。よく見ると、デザインの要となるこのグリーン系のラインや帯、濃いグリーンや薄いグリーン、ブラウンやブルー、イエローなどが組み合わさって、様々な色の表情を見せてくれます。また、temaの食器を洗っていると、この色の組み合わせが本当に美しく生き生きとしてくるのです。これはもう、オーナーでなければ気が付かない、ちょっと得した気分になるポイントです。
もう一つ、注目してほしいところがあります。それは、シリーズを通して共通する「コロン」とした可愛らしい形です。例えば、ソーサーひとつとっても、裏側にまで丁寧にデザインが施されており、そのシャープなラインと対照的な柔らかい丸みには愛おしさを感じてしまうくらい。スッキリ、スマートにまとめられた食器も素敵ですが、ぽってりとした食器も食卓に優しい温かみをプラスしてくれます。
勿論、使い勝手も申し分なし。カップやポットの持ち手は見た目の良さだけではなく、指や手にしっくりと馴染む形になっており、安定してお使いいただけます。大きな角丸皿は、様々なお料理を引き立たせてくれるデザインに加え、深さもあるので汁気の多いお料理にも使える応用範囲の広さ。ちなみに、シュガーポットは我が家にもありますが、ブラックでコーヒーを飲む習慣があるので、お砂糖ではなくお漬物を入れて重宝しております(笑)。
Jens.H.Quistgaardというと、どうしても「レリーフ」や「アズール」に目が行ってしまいがち。でも、よく見るともっと色々な魅力ある食器があります…実を言うと、もう一つ”ポツン”と残っていることが多い「Rune」というシリーズもあるのですが、”Rune地位向上委員会”の記事はまた後日。てんぐーとにはtemaもRuneも揃っております。是非、ご来店いただき実物を手に取ってお確かめくださいませ。美味しいランチやコーヒー、スイーツもご用意して、ご来店お待ちしております。