冬も夜長の…

2023.12.30

この時期のヨーロッパは、夜がとても長いです。夕方の4時になればもう真っ暗、そして漸く明るくなり始めるのは朝の9時くらい。そんな夜長でも、室内で気持ちよく過ごせるように家具や食器にテキスタイル、そして照明などのデザインに力が入れられてきたとか。

そう言えば、夕刻の、あたりが暗くなり始めた頃、コペンハーゲンの住宅街を散歩していて気が付くことは、お家の中が良く見えること…別に覗いているわけではないのですが、日本のようにカーテンを閉めることもなく、ガラス窓を通して見えるのはステキな照明と家族の団欒。そして、その照明の電球の光が、何とはなしに見えるその風景を一層暖かなものにしてくれます。

2024年のスタートの月、てんぐーとでは電気スタンドを中心に紹介をしていきたいと思います。名付けて、『冬も夜長の灯火（あかり）展』。

こんなのや、

あんなのや、

色々取り揃えてみました。

お部屋の雰囲気を変えるために、天井から下がるペンダントや、壁のウォールライトを交換するのは、とても効果的。例えば、私の夢の照明器具はルイスポールセンの「アーチチョーク」。あれをルイジアナ美術館で目にしたときは、初めてベアチェアに座った時の衝撃に近いものがありました。でも、「アーチチョーク」は値段も衝撃的。

そこで、もっと手軽にお部屋の雰囲気を盛り上げるアイテムとして電気スタンドの登場です。色々なデザイン、色、大きさも揃っており、置き場所を自由に変えることで様々なシーンを演出することが出来ます。そして、それは場所や目的を選びません。自分の好きな時に、好きなところに置いてください。たった一つの電気スタンドでも、あなたの時間をきっと豊かに照らしてくれることでしょう。

ところで、12月28日の営業をもって、2023年の仕事をすべて終了いたしました。11月10日のグランドオープンから、まだ2か月ほどしか経っていませんが、沢山の方々にご来店を頂きました。誠に有難うございました。「美味しかった」とお声掛けくださったお客様も多く、とても嬉しく、また大きな励みになりました。 2024年は、1月2日からの営業となりますが、新しく迎える1年、更に精進してまいりたいと思います。今後とも、どうぞ宜しくお願いを致します。