新商品を二つ掲載しました
2025.02.19
2月の半ばとは思えないような暖かさだった日曜日、お客様に「今日は暖かいですね」とお声がけすると、「でも、騙されちゃいけません。来週から、また寒いみたいですよ」とのこと。「そりゃ、2月だから、まだまだ寒さが続くのだろう」とは思いつつも、「でも、あと2週間もすれば、もう3月」などと淡い期待を抱いて、しっかり騙されたのは私です。もう、とにかく寒い、寒い…寒い。テレビでは、”今季最長最強の寒波”などと、つい2週間ほど前に連呼していた言葉を、再び繰り返している。「”最強”と言う言葉も、随分と軽くなったものだ」などと暢気なことを思いつつ、かじかむ指先をこすりながらキーボードを打っています。
「騙される」と言えば、焼き物の世界でも見る角度によって、全く違った表情を見せるものがあります。そのひとつが「ラスター彩」。ウィキペディアによるとラスター彩とは、「焼成した白い錫の鉛釉の上に、銅や銀などの酸化物で文様を描いて、低火度還元焔焼成で、金彩に似た輝きを持つ、9世紀-14世紀のイスラム陶器の一種」(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ラスター彩より抜粋)とのこと。もっと視覚的に表現するなら「パールや虹、玉虫のような、幻想的な色彩の独特な光沢を出すことができる技法(『ポセナビ ポーセラーツ専門の情報サイト ラスター彩とは』より抜粋)がわかりやすいでしょう。
今回、新たに掲載した二つの商品のうち、花瓶に生けられた白い花をモチーフにした陶板画には、このラスター彩(または同種の技法)が施されています。正面から見ると、深いブルーと黒を基調とした落ち着いたデザインになっていますが、少し斜めから眺めてみると花の部分だけが独特な虹彩を放って浮き出して見え、その印象が大きく変わります。そこに、新たなストーリーが発見できそうな、そんな魅力的な陶板画です。
そう言えば、もう一つの商品に描かれた場面も、色々な物語が隠れていそう。さすが、絵本でも有名なHelja Liukko Sundstrom (ヘルヤ・リウッコ・スンドストロム)のデザイン、様々な世界を見せてくれます。
「物を置く」のと違って、「壁面を飾る」となるとちょっと躊躇してしまいがち。それだけに、実際に飾ってみると、その効果は絶大です。壁面を飾るのに、なにもたいそうな絵画は必要ありません。こんな小さな陶板画でも、あなただけの空間とストーリーを創出してくれることでしょう。