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心を繋ぐ花と音楽のアレンジメント

2024.09.17

自宅のある埼玉県行田市の新たな一週間は、朝から雨模様のはっきりとしない天気で始まりました。日の出とともに照り付ける、いつまでも強い日差しがないのと、若干強い風のせいか、随分と過ごしやすい一日になりました。いよいよ秋到来か、そんな期待を持たせる天候…だったのですが、今日はもう、朝から強い日差し。それでも、昨晩は久々にエアコンなしで寝ることが出来ました。

14日の土曜日、第2回となる音楽イベント「MUSIC & FLOWER」と、今回初となる「ちょい呑みライブ」が行われました。

「MUSIC・・・」は第1回と同様、プロのサックス奏者でもある羽鳥絢子さんを講師に迎えてのフラワーアレンジメントのワークショップと、サックスのミニライブの組み合わせ企画。但し、前回はブーケ作りでしたが、今回はオアシスを使ったアレンジメント。更に、強力なアシスタントとして花屋flowers Rusticの高橋 彩さんにもご協力を頂き、かなりのパワーアップ!教材として用意されたお花は、ガイラルディア、ダリア、ケイトウ、千日紅、赤く彩色されたパニカム、そしてレモンバジルなど、秋を感じさせるものを高橋さんがチョイス。中にはご自身のお花畑から摘んでこられたお花もあり、そんな「お花大好き」な高橋さんの花材の説明からワークショップはスタートしました。更に、オアシスを使ったアレンジメントのコツなどの説明の後、ワークが始まりました。ご参加いただいた方は、男性おひとりを含めた計8名。フラワーアレンジメントが初めての方もいらっしゃったようですが、思い切りよく(?)サクサクと生けていらっしゃる姿には、講師のお二人も驚くやら、感心するやら。そして、予定よりもやや早く、素敵な八つのアレンジメントが完成しました。全く同じ素材を使っても、8人8様になるところが創作の面白いところです。皆さん、ご自身の作品を前に満面の笑み…を写真でお見せできないのが残念。

席を周りながら、丁寧にアドバイスされる高橋さん
ご自身の作品を手に、集合写真。皆さんの笑顔をお見せできないのが残念です

続いて行われた羽鳥さん演奏によるサックスのミニライブは、7月2日のブログでもご紹介したように、圧巻の一言。ディズニーの曲をはじめ、知名度の高い曲を中心に演奏されました。今回は特に、ジョージ・ガーシュウィンが1935年のオペラ『ポーギーとベス』のために作曲したアリア、「サマータイム」を使って、同じコード進行の中でアドリブ演奏する方法についてのレクチャーも行われました。実際にアドリブ演奏されるところは、さすがプロの本領発揮。「練習すれば出来ますよ」って、仰っていましたが、いやいや…でも、参加者のおひとりがつれていらっしゃった赤ちゃんが、真剣に演奏を聴いていたので、もしかしたらこの子なら将来出来ちゃうかも…そんな楽しいことを想像しながら終えた、素敵なミニライブでした。

真剣に聴き入る赤ちゃんに話しかける羽鳥さん。終始、和やかな雰囲気で進行しました。

「ちょい呑みライブ」は、「MUSIC…」の1時間後にスタート。羽鳥さんのサックス演奏を聴きながら、てんぐーとでご用意したおつまみセット、またはドルチェセットをお供にお酒やお茶を飲む企画です。1時間前に大仕事を終えたばかりなのに、疲れを知らない羽鳥さんの演奏に、客席の12名の方々がじっと耳を傾けていました。2部構成で行われたライブでは、「MUSIC…」同様、ディズニーの曲や「涙そうそう」、「花は咲く」、「夏の終わりのハーモニー」などのほかに、ジャズのスタンダード「Take Five」なども演奏され、一層バラエティーに富んだライブになりました。後半第2部では、やはり「サマータイム」を使ったアドリブ演奏のレクチャーも入り、ここでも客席から感動の嘆息と大きな拍手が起こります。

最後まで飽きさせない工夫を凝らしたライブは、アンコール曲「見上げてごらん夜の星を」を最後に、終了予定時間をややオーバーして幕を閉じました。

ところで、今回の「ちょい呑みライブ」、お一人で申し込まれた方は、初見の方との相席となってしまいました。しかし、いつの間にか旧知のお友達のように和やかに歓談されていて、さながら仲良しグループの様相を呈していました。まさしく、音楽を通して人が繋がっていく、そんな情景でした。「いやぁー、音楽って本当に良いもんですね」

羽鳥さんをお迎えしての音楽企画、次回は11月下旬ごろの開催を予定しています。詳細については、ホームページやインスタに掲載いたします。また、今回フラワーアレンジメントでお手伝い頂いた花屋flowers Rusticの高橋 彩さんは、インスタでもお花やフラワーレッスンなどの情報を発信されています。是非、そちらもご覧になってください。