クリスマスローズに40℃のお湯
2024.04.01
今日は4月の始まりの日、いよいよ新年度が始まりました。昨日は、エイプリルフール先取りのような3月とは思えない暑さでしたが、それでも夏のような春の日差しを存分に楽しまれたことと思います。
ところで、3月20日のNews「チーズケーキはいかがですか?」で予告したように、この3日間もお店に自宅で咲いたクリスマスローズを飾りました。今回は、バケツ一杯に加えて、ノリタケの火鉢や理科のフラスコ、花瓶がいっぱいになるほどのクリスマスローズを用意して店内に飾りました。
先に、「この3日間も」と書きましたが、実はクリスマスローズを飾るのは今回が2回目。そして今回も、ご来店いただいたお客様にはお土産として、少しずつ生けてあるクリスマスローズをお持ち帰りいただきました。その際、お伝えしたのが、「結構水揚げが難しいんですよ」。そうなんです、このお花、意外と気難しいのか、中々素直に水を吸い上げてくれない。無造作に水に差すなど論外、水切りしても上手く行かないんです。じゃあ、どうしたらよいのか?
実は、40℃くらいのお湯に生けて、後はそのまま放っておくと、よく水を吸い上げてくれます。これは、生けてから数日して、”くたッ”とした時にも効果テキメン。少しだけ切り戻して、また40℃くらいのお湯に生けると復活することが多いです。
もしも、クリスマスローズの切り花が手に入ることがあれば、是非お試しください。折角、クリスマスローズのお話をしているので、ご家庭で育てることがあれば、お勧めしたい品種を一つ。それは、『氷の薔薇』というドイツで育成された品種です。従来のクリスマスローズよりも豪華でがっちりした印象の花が咲きます。しかも、やや早い時期から咲き始め、花期が長いのも嬉しいポイント。次に苗が出回るのは来年の2月ごろになってしまいますが、お花屋さんで見つけたら、即購入を!…ちょっとだけ、お値段が高いんですが。
今回は、園芸店のブログのようになってしまいましたが、てんぐーとではどんなお花にもピッタリな花瓶もご用意しています。イメージしやすいように、季節のお花を生けてお待ちしております。