1年ぶり、圧巻のサックスライブ
2026.10.21
音が生きていることを感じさせる、そんな演奏でした。
約1年ぶりの「ちょい呑みサックスライブ」が10月17日(土)に行われました。演奏はお馴染みの羽鳥絢子さんとお弟子さんの咲希さんのお二人。いつものように目の前で繰り広げられる圧巻のパフォーマンスを聴きながら、そして見ながら、私の中で今まで気がつかなかった感覚が生まれてきました―「音は生きている」。
羽鳥さんによって生み出される音が、今度は羽鳥さんの気持ちをどんどん後押ししていく感じでしょうか。まるで音が羽鳥さん自身を鼓舞している、「まだいける、まだいける」と。そして、楽譜を超越して広がっていく羽鳥さんの感情と音の世界が、その場その場の聴き手の気持ちや雰囲気で醸成されて、更に無限の表現力を生み出していくような、そんな感じです。



羽鳥さんと咲希さんとのアンサンブルにも少し変化が出てきましたよ。今までは師匠の羽鳥さんが咲希さんの演奏に合わせて多少なりともリードしていたように思います。巣立とうとしている小鳥を親鳥が見守る、みたいな感じでしょうか。ところが、今回は師匠が弟子を導くのではなく、同じ一人の演奏者として共演をしている、まさしく親鳥と小鳥が一緒に空を飛びまわっている、そんな演奏でした。1年前と比べると音の質と厚みが格段に増したのは、進境著しい咲希さんの演奏は勿論のこと、咲希さんに遠慮することなく本来の力を解放し始めた羽鳥さんの演奏にもよるのでしょう。

毎回、確かな師弟愛も感じて幸せな気持ちになれる、「ちょい呑みサックスライブ」にはそんな嬉しいオマケもついてきます。次のライブではどんな新しい発見があるのか、どんな感動が待っているのか、主催者ながら、いつもワクワクします。次回のサックスライブの日程はまだ未定ですが、決まりましたらインスタやブログでお知らせしますね。本当に1週間で満席になってしまう企画ですので、気がつかれたらお早めにお申し込みください。