大きいポットに冷たいお茶をどうぞ
2026.06.03
季節外れの真夏の暑さに、季節外れの台風の襲来。既に数年前から耳にするようになった、「日本の気候は温帯ではなくて、もはや亜熱帯」との言葉を裏付けするような日が続いています。そこで今回は、暑い一日を少しでも気持ちよく過ごすためのアイテムのご提案。
ご紹介するのは、ARABIAのMeri:メリシリーズのコーヒーポットになります。フォルム・装飾デザイン共に、お馴染みのUlla Procopé:ウラ・プロコッペさんによるもので、1976年から1979年までの3年間だけ製造されました。「Meri:海」という名前の通り、ターコイズブルーの釉薬が海を表し、黒色と茶色のストライプが海岸線を表現する、そこに大洋が存在するような大らかな世界観を持ったデザインです。この落ち着いた色合いが日本人に好まれるのか、バレンシアと並び人気のあるシリーズです…が、海外から持ってくるポットだけはいつも売れ残る。大きな原因のひとつは、そのサイズ。ゆっくりとティータイムを楽しんだり、大勢でパーティーをしたりすることも多いお国では重宝するサイズですが、日本のお茶の時間には少し大きすぎるサイズです。確かに、このMeriのコーヒーポットも容量が1.3リットルとちょっと躊躇してしまう大きさです。


でも、ポットだからと言って、何も熱いお茶を入れなければいけないわけではありません。是非試していただきたいのは、ポットに冷たい飲み物を入れて使うこと。例えば、デスクワークの時、このMeriのコーヒーポットに冷たいお茶を入れておいて、休憩時間にそれをグラスに注いで飲む。これだけでもデスクワークがぐっと楽しくなりそう。せっかくだから、グラスにも写真に写っているittalaの「Kekkerit:ケッケリト」のグラスやNUUTAJARVの「Pioni:ピオニ」シリーズのワイングラスを使ったら、その一杯が贅沢なティーブレークを演出してくれるでしょう。
てんぐーとには他にも、ARABIAの「Ruska:ルスカ」やJ.H.Quistgaardの「TEMA:ティーマ」、BOCHの「BERNADETTE:ベルナデット」、少し趣を変えて華やかなデザインのCopeland Spodeの「tower:タワー」などのポットが揃っています。過酷な(!)日本の夏に、自分だけの快適空間を作り出す、そのアプローチのひとつとしてご検討くださいませ。