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スカーフでおしゃれしませんか?

2025.10.08

アニメソングはお好きですか?

小さい頃、テレビで漫画ばかり見ていた私にとってアニメソング、通称アニソンは避けて通ることのできないブログのテーマのひとつです。

昔のアニメの主題歌と言えば、ひたすら主人公の名前を連呼するようなものばかりでした。例えば、

「ソラン ソラン ソラン はるかな宇宙から」とか、

「オスパー オスパー ぼくらの味方」とか、

「素足でかけてく 陽気なサザエさん」とか…

ところが、時代が新しくなるにつれ、段々と主題歌の中で主人公の名前が叫ばれなくなってきます。『サザエさん』の前に放送される『ちびまる子ちゃん』の主題歌、「踊るぽんぽこりん」が良い例でしょう。漫画の世界観をよく表している名曲ですが、登場人物の名前は一つも出てこない。この様に、アニメから切り離しても十分に通用する曲がどんどん登場して、また新たな楽しい世界を構築しています。

どんどん裾野を広げるアニソン界ですが、私はどちらかと言うと主人公の名前を連呼する方がなじみ深い。そこで、私にとって外すことのできない「昭和のアニソン」3曲を古い順にご紹介しましょう。

先ず一つ目は、『W3(ワンダー3)』です。昭和40年から放映された“漫画の神様“手塚治虫先生原作のSF漫画ですね。手塚先生原作の『ジャングル大帝』が日本で初めてのカラーアニメとして放映されたのもこの年です。作曲は宇野誠一郎さんで、洋楽の要素を取り入れたとてもポップでモダンな曲でした。

二つ目は、『忍風カムイ外伝』の「忍びのテーマ」を挙げましょう。こちらは昭和44年に放映された、巨匠・白土三平先生原作の忍者ものです。作曲及び歌唱は水原弘さん。スタイリッシュな前奏から入る主題歌は、子供ながらにも「カッコいい!」と感じさせるものでした。ちなみに、ウィキペディアによるとこのアニメは「内容の暗さなどから視聴率が低迷したため打ち切り」となり、その後番組が『サザエさん』だそうです。

そして三つめは、『サイボーグ009(第2シリーズ)』の「誰がために」。昭和54年から55年にかけて放映された、こちらも巨匠・石ノ森章太郎先生原作の超メジャー作品です。作曲は平尾昌晃さんで、曲はもとより009こと島村ジョーがほろりと涙を流すタイトルバックが秀逸な名作中の名作です。

ところで、最後に挙げた『サイボーグ009』ですが、昭和43年に第1シリーズが放映されています。こちらの主題歌は9人のサイボーグが一人ずつ、「ワン、ツー、…、シックス、セブンエイト、ゼロッ!ゼロッ!ナインッ!!」と紹介されてから前奏に入る演出が印象的なものでした。主題歌は「赤いマフラー」と言う曲名の通り、

「赤いマフラー なびかせて 進めサイボーグ 我らの勇士」

と言う歌詞から始まります。第2シーズン以降、そのマフラーが黄色に変わっているところはご愛嬌で。「あんなに長いマフラー、戦いの邪魔にならないのかな?」などと、子供心に思ったりもしましたが、かっこよかったので全く問題なし。

この様に、漫画の主人公にとっても首元のおしゃれは大切な要素。そんな、洗練された「首元のおしゃれ」をご提供するワークショップがてんぐーとで開催されます。テーマは「大人のスカーフアレンジメント」。講師の方はスカーフコンシェルジュⓇの長谷川由美さんです。

以前、土曜日の朝日新聞に別刷りで入る「be(ビー)」の『サザエさんをさがして』のコーナーで、スカーフをテーマにした記事が掲載されたことがあります。その中で、スカーフに造詣が深い長谷川さんのお話なども紹介されました。実を言うと、その取材が行われた場所がてんぐーとだったんです。それ以来、長谷川さんには時々ご来店いただいているのですが、いつもステキなスカーフをされていて…しかもスカーフの種類も結び方のアレンジも毎回変えていらっしゃるんです。最近では、横浜DeNAベイスターズオリジナルの「横濱オリジナルシルクスカーフ」のデザイン創りにも参加されており、もう「スカーフのおしゃれ自由自在」と言った感じです。

更に、カラーコーディネートもされており、スカーフのアレンジメントを通して、色々な角度からおしゃれのヒントをもらえそうなワークショップです。

もちろん、男性の方も大歓迎です。真剣にネクタイ選びをされる方も、スカーフとなると「ちょっとイメージが…」。そんな方こそ、是非ご参加ください。きっと新しいおしゃれの世界が広がりますよ!