新商品を13点追加しました
2025.08.14
先ずはこちらの絵をご覧ください。
一匹の猫の様子をただ描いただけの6枚の絵です。この絵は、巨大なカモメの頭が来場者を迎えてくれるヘルシンキ市立美術館(通称HAM)に展示されていた、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンさんが描いたものです。「猫って、こんな仕草するよね」と、私の隣で絵をご覧になっていた方が言われたとおり、この焦げ茶色の絵の具溜まりだけで猫の様子が活き活きと表現されています。
実を言うと、「トーベ・ヤンソン=”ムーミン”」のイメージしかなく、『芸術家としてのトーベのアイデンティティは、画家と作家の2つだった。職業を聞かれた時には画家と答えた(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)』とは、「トーベさんは小説家で漫画家」としか認識していなかった私の勉強不足でした。沢山の個性的なキャラクターが活き活きと動き回るムーミンの世界には、トーベさんの画家としての観察力や表現力も大きく貢献していることを感じさせる猫の絵の展示でした。
さて、新たに13点の商品を掲載しました。今回のテーマは”ムーミン”です。定番のARABIAのムーミンマグは勿論、マグネットセットなど、ちょっと楽しそうなものもご用意しました。中でもオススメなのはARABIA社の「MOOMIN DECO TREE」シリーズのなかの一枚、「ムーミンのプレート」です。このシリーズは、全部で13種類のプレートで構成され、すべて集めるとムーミンとその仲間たちが集う賑やかなツリーが完成します。13枚すべて揃っていればよかったのですが、なかなか…でも、一枚だけでもとってもかわいいプレートなんですよ。特に木によじ登るムーミンのとぼけた表情と、それに反して結構真剣そうな脚の動き。もうバタバタとしている様子が目に浮かびそう。きれいなブルーをバックに、お花や木の実も装飾された美しいプレート。デザインは、1956年にトーベ・ヤンソンさんがある銀行のために描いたツリーをもとに、トーベ・スロッテさんが書き下ろしたものだそうですよ。
これらの商品は、実店舗でも展示しています。是非ご来店いただき、写真では中々お伝え出来ない質感や空間に置いた時の雰囲気をお楽しみください。勿論、お出かけの際には、暑さ対策を万全になさってくださいね。皆様のご来店、店内冷やしてお待ちしています。
追伸です。ムーミンについては、2024年10月24日のブログもご覧になってくださいね。