11月10日、グランドオープンしました ~ちょっとお店を紹介しましょう~
2023.11.13
11月10日(金)、予告通りグランドオープンしました!と、言っても、大々的にセレモニーをするでもなく、ひっそりと本格的な営業を始めました。それでも友人やお知り合いからは、お祝いやお花を頂き、そんな温かい気持ちに後押しされて、勇気200%の船出となりました。
営業日は、金・土・日の週3日ですので、今回も10日から12日までの営業。初日の10日は雨まじりの天気、11日は曇りベースながらも時より日差しがさすまあまあの天気でしたが、12日はまるで冬のような寒い一日。せっかくのグランドオープンでしたが、天候には今一つ恵まれませんでした。それでも、沢山のお客様にご来店いただきました。中には、リピーターでご来店いただいた方もいらっしゃって、本当に感謝、感謝、感謝しかありません。有難うございました。
さて、今回は店内を少し紹介してみましょう。
外観は、初めの写真の通りです。壁やデッキの「木」のシンプルで温かい質感とガラスの硬く冷たい質感との対比を、入口の古いガラス戸が上手に受け止め、更に鉄でしつらえたような窓枠が全体を引き締めています。壁の上の長く大きな看板はあえて真っ白に塗装して、店名のロゴも小さくシンプルにすることでモダンさを強調しています。そうそう、カラフルなデッキの色の楽しさにも注目してみてくださいね。では、ガラス戸を開けて、中に入ってみましょう。
左側を見ると、テーブル席が3席、その奥の壁には大きな着物の額が飾られています。この着物は、明治時代の色留袖です。現代の着物では、八掛には着物と違う布を使うことが多いのですが、この着物は裏地にも表側と同じ布が使われ、見えない部分にも、豪華さと美しさが隠されていました。海の波は、ひとつ一つが丁寧に手書きで描かれています。また、鶴をはじめ、様々なところには刺繡がほどこされています。波の迫力と空を飛ぶ鶴の躍動感、そして北欧の海の深い青色を思わせる空の色を是非ご覧になってください。
右側、ディスプレイ台に使用しているのは加賀水屋箪笥です。二段重ねのものですが、下の段だけ利用しています。日本の家具と北欧やヨーロッパの雑貨との相性の良さをご確認いただける事と思います。その水屋箪笥の上の鏡は、古い額に鏡をはめ込んだ、良く用いられる手法のもの。でも、これだけの大きさのものは中々ありません。こちらも一度覗いてみてください。では、今度は右側を見てみましょう。
こちら、すぐに目に入るのが大きなガラス棚でしょう。上部に大正ロマンの衣装飾りがついた、古いガラス棚です。よく観察すると、向かって右の側板部分が部分的に削られています。きっと、この部分がちょうど柱に組み合わされていたのでしょう。古い家具の生い立ちを垣間見れる、ちょっと素敵なところです。更に、その奥は…「テングヤ」さん洋品店です。当店の名前の由来にもなっている、昔からの洋服屋さんです。欲しいお洋服があれば、是非直接お声がけくださいね。雑貨があって、食事もできて、しかも洋服も買えるなんて、一石三鳥のうれしいお店です。
いかがだったでしょう、少しお店に興味を持っていただけたでしょうか。今度は是非、ご来店いただいて実際にご覧になってみてください。もしかしたら、ここでは紹介されていない、ご自身だけの楽しい発見があるかもしれません。週末の3日間、皆様のご来店を心よりお待ちしております。どうぞ、よろしくお願いを致します。